<croquis2010-53>

(2010年6月26日・曇、モデル:美術モデルNo.448d)
公開クロッキー会での制作。初回は5年前、その後時々登場するベテランモデルである。肉付きのよいモデルで、前半の20,10分クロッキーでは面白い動きのポーズが見られ楽しみではあったが、後半の短時間ポーズは一本調子になってしまった。以前の日記を見たら同様のコメントであった。(★★★)(15/11+4,28)

20分ポーズ


10分ポーズ
  

  

2分ポーズ
  

  

  

  

4分ポーズ
  

  

  

  


<croquis2010-54>

(2010年6月26日・曇、モデル:美術モデルNo.659)
常時開催で予約等不要のクロッキー会は70,80年代はあちこちで行われていた。絵画教室や研究所に付随したもの、予備校のカリキュラムの一部を公開したものなど様々で若い人たちも多く参加していて、描く場所については全く不自由はなかった。
2000年に閉所となった「鷹美」は土日それぞれ4回ずつのクロッキー、80年代一時的にはクロッキーが毎日夜に開かれていたことさえあった。
クロッキー会の減少は描き手が減少し高齢化したという要因の他にも造形の多様化があろう、石膏から入って人体をひたすら描くといった美術の勉強は過去のもの、クロッキー会も激減である。すなわち美術モデルの仕事現場も減少してしまった。バブルの頃は膨大な仕事をこなし家まで建ててしまったモデルもいると聞くが、今は昔である。

私が拠点としていた美術研究所のクロッキー会も遂に「仕分け」の対象となってしまった。土曜日を廃し、一部を平日に移行するということだが、専業主婦か年金生活者でもなければ行くのは無理である。いずれ無くしたいのであろう、不便な時間帯に移行し参加者減で廃止というのは常套手段である。クロッキー会自体の終始はギリギリであろうが、社団法人格なのだからやる気さえあれば値上げするなりしても存続するのだろうが、クロッキーなどに参加もしたことのない古幹部は事務費と光熱費の勘定で切りやすいところから切ったということだろうか。
数十年にわたって開催してきた歴史ある会で常連も多く、美術モデルの皆さんからも一目置かれていた会場である。実情もわからず簡単に切ってしまった古幹部には強い憤りを感じる。ケシカラヌことに告知は前の週、多くの描き手は怒り心頭である。まあ、平日の教室も参加者少なく苦しい状況なのだろう、近い将来全面的な閉鎖の入り口なのかもしれない。
私を含めた常連の描き手は「難民」になってしまったが、多くの美術モデルの仕事の場も失われてしまった。二重に遺憾である。
長きに亘って培われてきた一つの文化の終焉を強く感じた。

世間では参議院選挙などといって騒いでいるが、どこが政権を取るかなどもうどうでもよい。クロッキーの場があるかどうかの方が私にとっては大問題なのである。
(★★★★)(7/6+1、28)

20分ポーズ


10分ポーズ
  

  

2分ポーズ
  

  

  

  

  

4分ポーズ
  

  

  

  

  



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