<croquis2010-48>
(2010年6月12日・晴、モデル:美術モデルNo.658)
公開のクロッキー会での制作。モデルは初見、頬骨の高い上半身の肉付きの良い体型で、ベテランと思われる。この会では相当人数の同じ事務所からの美術モデルを描いているが、ベテランモデルの初見があるということはまだこの会に廻らないモデルも相当数いるということだ。すなわち相当の人数のモデルが稼働しているということでもある。
腰まであろうかというストレートの長い髪をアップにする。クロッキーの場合、髪をアップにして耳や首を露出するのがモデルの「嗜み」であるが、固定ポーズの場合、髪が長い方が絵的にも好ましい。
休憩中はクリームを塗って足をマッサージするモデルであるが、ポーズは全くの絵画的でパフォーマンス的な要素は見られない。2分という短時間のポーズも5分以上は保てると思われるものだった。ただポーズの安定感は良くさすがにベテランのモデルである。いくつかのポーズで大きなクッションを敷いての寝ポーズが見られた。接地面が見えないので私は好まないが、ほどほどの使用であったため問題にはならなかった。
ポーズの単調さを感じ私も冷静、最後まで熱くはならない感覚での制作となった。(★★★)(8/5+3,28)
20分ポーズ

10分ポーズ


2分ポーズ


4分ポーズ




<croquis2010-49>
(2010年6月12日・晴、モデル:美術モデルNo.638b)
後半は小柄で色白、細身ながら腰の幅のあるモデルである。昨年10月以来、描くのは2度目である。先週も含めこのところ2度目というモデルが多い。印象の良かったモデルであれば期待がふくらむが、そうでなかった場合はやや落胆である。しかし拾い物のように良いこともある。モデルにとってはその日の体調や心持ちもあるので、印象については一概に言えないことなのであろうか。
モデルは開始前盛んにストレッチをしてポーズに備える。最初は立ちポーズの20分、首を大きく左上に捻ったポーズだったが、首の大きな捻りは大きな負担で、何度か首を元に戻さなくてはならなかった。相当な重量のある頭部、僅かでも傾けたり重心をずらすと筋力的にも苦しい上に、血行や呼吸も阻害され悪くすると倒れてしまうこともある。このモデルのように時々休めるのもやむを得まい。
ただ短時間のポーズが瞬時に決まらないのはよろしくない。(前回の日記にも同様なことがあった)
続くポーズも絵画的であるが悪いものではない。背の高い椅子を使ったポーズも工夫が見られ、モデルの即興性や応用力が感じられた。(★★★)