<croquis2010-23>

(2010年3月26日・曇、モデル:美術モデルNo.649)
各地のクロッキー会に参加するのも描き手やモデルの様々な実態に触れることが出来興味深い。関西方面に列車の旅を兼ねながら出かけることとした。
関西は某所でのクロッキー会、自然光を生かした古くて趣のあるアトリエである。スタートかなり前から常連と思われる眼光の鋭い描き手が集結し、ポーズ開始前の独特な雰囲気を醸し出す。私がここで描くのは3度目である。
時間近くなりモデルがやってくる。小柄だが胸の大きな豊満な若い方。このような体つきは曲線や起伏、カタチが豊富で美術モデルに相応しい。年配の美術モデルが多数だった30年以上前はこのような体型は普通だったが、近年は女性のスタンダードな体型が細くなったせいか、豊満な体つきは貴重になってしまった。
20分ポーズは立ちの指定である。右脚に8分以上の重心がかかった形態的には面白いがモデルにとってはきついポーズ、左右の足が小刻みに痙攣しているが、ポーズの崩れは全くない。顔の表情も平然としたものでこれが美術モデルのカッコよさであり、描き手も緊張感をもつ。続くポーズは10分から2分まで短縮されていくが、さらに動勢のある魅力のあるポーズになっていく。休憩は10分、クロッキーの休憩としては長く、私としては間延びしてしまうが、これもこのアトリエで培ってきたものであろう。
モデルはとてもハキハキと礼儀正しい。360度囲みのモデル台だが、挨拶など四方に頭を下げる。互いに尊重し礼を尽くしして関わるのも心地の良いことである。モデルの所属を尋ねると私の知らない事務所だった。まだ私の知らないモデル事務所が各地に案外あるのかもしれない。(17/10+7,25)(★★★★★)

20分ポーズ


10分ポーズ
  

  

7分ポーズ
  

6分ポーズ


7分ポーズ
  

6分ポーズ


5分ポーズ
  

3分ポーズ
  

2分ポーズ
  


<croquis2010-24>

(2010年3月26日・曇、モデル:美術モデルNo.650)
場所を移し関西某所でのクロッキー会に参加する。各地にクロッキーできる機会が増えてきているが、会を開催し維持する手間は並大抵のことではない。自身が描くだけでなく人を集めて他の人に描いてもらえることに喜びを感じる方でないとできない。
今回は比較的狭く中央に布団の大きさのポーズのスペース、高さのあるモデル台はなく360度それを囲む設定の会場である。私がここに来るのは2度目である。
モデルは一見細身であるが、脱衣すると胸の大きなベテランの方である。長〜い髪を編んだ髪型、和風な顔立ちである。最長10分から最短2分まで、5分の休憩を挟みながらポーズが進行する。ポーズはどこから見ても様になる絵画的なポーズ、ベテランのモデルにとって自身の中にたくさんのストックのあるポーズのうちの一つであろう、自信をもってのポーズに取り組んでいる。絵画的なポーズであって安定感は良く美しい、身体表現をしている方のようなパフォーマンス的なポーズの要素は薄いが、時間あたり限界と思われるポーズに誠実に取り組み、モデルのプロポーションと相まって美しいポーズが続く。
このところ人体を描くのは年配者が多いという印象だが、この会は若い人、女性が多い。ポーズによって移動して描くなどとても積極的である。
さらに印象的なのはモデルの態度・接遇である。最初の○○事務所の○○です、本日はよろしくお願いします。という自己紹介に始まり、ポーズ始めます。休憩頂きます。などとハキハキとした声でお客に向かうようである。これはモデル事務所が厳しく躾ているそうだが、この方はそれがとても板について自然体である。
ポーズが終わり素早く更衣の後、ありがとうございました、とサッパリとした態度で去っていく。その潔さにはカッコよさも感じる。
会の後はクロッキーを相互鑑賞の時間である。会の設営から反省会まで主催する両S氏には頭が下がるばかりである。(★★★★)(25/15+10、21)

10分ポーズ
  

5分ポーズ
  

  

3分ポーズ
  

  

  

2分ポーズ
  

  

  

  

  

5分ポーズ
  

  

10分ポーズ
  



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