<croquis2010-15>
(2010年3月6日・雨、モデル:美術モデルNo.454c)
クロッキー会で再度描きたいモデル、二度と描きたくないモデルがいる。アトリエでモデルの到着を待ち、後者が来たときの落胆は切ない。ポーズや体型はそれぞれの個性で何とかなる。問題は性格である。対象=モデルに好感を持って制作するのは人物制作において必要な条件であると私は思う。「モデル事務所にも性格の良いモデルさんで」との要望が入るとのこと。性格の悪いモデルが来て懲りたに違いない。
今日はその落胆の例である。過去2度ほど描いたモデルだが、微塵の愛想もなくポーズも一本調子、描き手など意に介さない態度である。描き連ねるクロッキーも空虚である。クロッキー会に出かけて来なければよかったさえ思う。(13/24)(★)
20分ポーズ

10分ポーズ


2分ポーズ



4分ポーズ




<croquis2010-16>
(2010年3月6日・雨、モデル:美術モデルNo.646)
前半は落胆しただけに後半の持ち直しに期待したい。いつも通り準備をして他の描き手とともにモデルの到着を待つ。生き生きとした表情と体つきのモデルが感じのいい挨拶とともにアトリエに着いた。描き手との受け答えも感じがよく、描きたいという意識も高まる。
圧巻は短時間の2分、4分ポーズ。2分や4分で自身の身体の限界を極めたポーズが連出する。片足立ち、立ち前屈、膝立ち反り返り、ほぼ全体重を片腕で支え、開脚前屈、など困難なアクロバットポーズもぶれることなく易々とこなしていく。毅然とするポーズ様は実にカッコよく美しい。646さんの身体表現に引き込まれるように描き手たちは熱くなって制作に入れ込んでいく。5分休憩はホッとした空気がアトリエに漂う。
後半の制作は大満足、熱い心を保ったままの家路は心地よい。(9/25)(★★★★★)